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10.09.20 スケートパークには賛成? [いろいろ]

なんかね。
岡山のパーク存続とか澁谷の公園のスケートパーク建設の話題とかで思ったんだけど。

こういう話でいちばんまずいのは、自分がスケーターだから応援する、自分がスノーボーダーだから応援するっていう姿勢だと思う。
それは単なる思考停止だと思うんだよね。

スケートパークだから存続させようとかスケートパークだから作るの賛成っていうのは、好きなスポーツだったら応援するけど嫌いなスポーツは排除しちゃうよ、っていうのと同じでしょ。
つまりスケートが嫌いだからパーク潰しちゃえ、っていうエライ人と同じ価値観だよね。
それじゃあ絶対にわかり合えないし、行き着くところは人をスポーツ種目で切り分けるレイシズムでしかないと思うんだよね。

たとえば渋谷なら、スケートパークができるからOK!じゃなくて。
どんな施設であろうとどんな会社が関わっていようと、そこまでの話の流れは社会的にありなのか、なしなのか。
経緯を聞いたとき自分の中の『正義』はどう反応するのかってところのみが問題であって、スポーツの種類は関係ない。
スケーターとしてとかスノーボーダーとしてではなく、オレは、私はっていう生身の自分がどう判断するか、だと思うんだよね。

たとえばスケートパーク建設賛成って人たちが集まったときにね。
バットを持ってる人やゴルフクラブを持ってる人やバスケットボールを持ってる人や近所のお散歩を楽しむおじいちゃんなんかもいてね。
自分は野球が大好きだから、スポーツが好きな人の気持ちも分かるよ。ここでやんなよ、とか。
若い人が運動してるのを見るのは楽しいね、とか。
いろんな人がめいめいに「ここでスポーツを楽しもう」って声を上げてる風景こそが健康的だと思う。

ジャンルを超えてスポーツを語るっていうリベラルさを、スケーターやスノーボーダーは持ってる気がする。
だから。
ここはひとつ、僕らから始めるのはどうかなって思うんだよね。





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