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09.12.22 「地球温暖化→雪が少ない」っていう意見が納得できない件 [スノーボード]

いや〜、降りました。
2009年12月19日あたりを中心に日本列島をカバーした強烈な寒気によって、いっきなりでっかいセットが入って各地から新雪の便りが届く届く。

ゲレンデもそれまで土が出てて真っ茶色だったのに、一気に雪化粧。
これでなんとか年末年始のスノーレジャーのお客さんたちに喜んでもらえるんじゃないかと、ホッと胸をなで下ろしてることでしょう。

さてさて。
今回のセットですが。16日あたりから雪は降り始め、ピークは18日の夜。
野沢温泉なんて、家の前を一日3回除雪しないといけないくらいのドカ雪で。こんなに集中して降る必要はなし。もうちょっと散らして降ってくれればいいのに、って声も上がってましたよ、と。

なんせ山形県の鶴岡市では、18日午後に積雪量100センチを記録して、12月の観測史上最高になったとか。
そのほか
「19日午後6時までの24時間の予想降雪量は最大で▽北陸、岐阜県80センチ▽東北日本海側70センチ▽近畿北部60センチ▽北海道、長野県、群馬県50センチ▽山陰40センチ など。」
(引用:毎日jp
ってくらいで、一日50センチオーバーの降雪があったわけです。

で、僕もこのセットに乗って初滑りしてきました。
午前中は妙高杉ノ原でロングランを楽しんで、午後は池ノ平ゲレンデでクルージング。
したら池ノ平の「ヤッホーコース」が完全に未圧雪で。
底付きはするものの、ふっかふかの雪がトップからボトムまで続くってコンディション。
さらにお客さんの層としては、あまり新雪がお好きでないのか。
各ポイントに美味しいところがたっぷり残っててひとりで満喫しまくっちゃいましたとさ。
おかげで帰りはアクセルを踏むのがしんどいくらいに、右足(後ろ足ね)パンパン。
シーズン初日に柔らかいところばっかり8時間滑りっぱなしっていう嬉しい事態でございました。

で、以前のブログでも書いたんですが。
暖冬の冬には大雪が降る。
→理由はこちら 「09.10.15 板選びのお話し その1」「09.10.17 板選びのお話し その2

で、今回の大雪が、まさに暖冬パターンのそれではないのか。
つまり、地球が温暖化してるからこその雪なのではないか。
だとしたらこのセットを喜んだ人は、地球温暖化の恩恵を受けたってことです。
今後二度と「地球温暖化を防ごう!」なんて口にしないように(笑)

ま、今回大雪になったわけですが。
暖冬予報が出てるし。たぶんシーズンを通しての降雪量は減るんじゃないかと思ってます。
決して「地球温暖化→雪が少ない」じゃなく、正確には「暖冬→標高の低い地域の降雪量が減る」だけだと理解してるんですけどね。
あとは暖冬のパターンとして、寒気が入る間隔が開いてドカンと大雪が降る時期はあるけれど、総じて気温が高くて全然雪が降らない時期が長く続く冬になるんじゃないでしょうか。素人予想だけど。
そんなわけで、降るときには降るけど、降らないときには降らないっていう、時期によって降雪量がまったく違う冬になるんじゃない?ってことで。
その降らない時期に「やっぱり地球温暖化だから」だとか言い出す人が必ず出てくるので要注意ってことですね。
その発言は根拠のない感情的な意見であって、何も生み出さないから。
「やっぱり地球温暖化だから」って言われたら、今回の大雪の楽しさを思い出させてあげて。
「地球温暖化→雪が少ない」っていう単純なハナシじゃないってことを考えた方がいいんじゃないかって思ったのでした。

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