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ゲレンデとユーザーの関係は両輪でいたいという発想[twitter補足の補完] [スノーボード]

締め切りが目前に迫ってきており。ブログ書いてる場合じゃねーだろ!ってツッこまれそうなので、急いで書き留めておきます。

先日、twitterにこういう書き込みをしました。

「ARAIリゾートの消滅を嘆き福岡ビッグエアの閉鎖に涙しアクロス重信の存続を望みながらゲレ食は高いからお湯湧かしてカップ麺だなと平気で言い放つ矛盾に気づかない子はいねがー!(なまはげスタイル)」
twitter.com/#!/takurohayashi/status/155338944626704384


これだけだと何も言ってないですね。単なるあおりです。
で、補足しました。

「と、連休前につぶやくなど。コンビニ主流の今、ホントに意識しないとできないから。サポート・ユア・スノーリゾートだよ。雪好きがゲレンデを支えず、必要以上にコンビニをサポートしてどうする ww」
twitter.com/#!/takurohayashi/status/155340224149467136



「問題は閉鎖した(する)施設じゃなくて、当たり前に営業してるゲレンデが実はギリギリでがんばってたりするってこと。僕らがちょっと気持ちを傾けるだけで、来年の営業のめどが立つところもあるってこと。だから閉鎖する施設を惜しむ気持ちは、今滑ってるそのゲレンデに注いでほしいなぁと思ったり。」
twitter.com/#!/takurohayashi/status/155355000422408192



僕個人としては。基本的にゲレンデに行ったらゲレ食(=ゲレンデの食堂。つまりゲレンデ内のレストランです)でメシを食うようにしてます。理由はふたつあります。

■ひとつ目の理由
まずゲレ食って、僕ら滑ってる人間以外はお金を落とさないっすから。広く一般の人が来るような所じゃないから、滑ってる人間が利用しないと経営が成り立たちません。
喫茶店のコーヒーやらコンビニでのジュースやら。都会に帰れば節約するポイントはいくらでもあるし、僕がコーヒーやジュースを節約しても喫茶店やコンビニは潰れないけど。滑ってる人間がゲレ食代を節約するとそれはゲレンデにとって大打撃になります。
儲けが上がらないと単価を上げざるを得なくなり、益々値段も高くなります。ある程度快適なゲレ食価格をキープするには、ある程度の売り上げが必要です。その一部になりたいと思ってます。

■ふたつ目の理由
コンビニでおにぎりとカップ麺を買って駐車場でお湯を湧かすのも悪くはないけど、もう少しお金を払ってでもゲレンデをサポートしたいと思ってるからです。それは、ゲレンデが消えた時に後悔したくないからなんですね。少なくとも自分はサポートしてきた、と思いたい。何もしなかったことに後ろ暗い思いをしたくない。それはARAIリゾートが閉鎖した時やSSAWSがなくなった時に感じましたから。

主にtwitterでつぶやいたのは、ふたつ目の理由に基づいて、ですね。



さてさて。
ここで言われます。
「ゲレ食って不味くて高くてちっともいいことない。あんなもんに金は払えない!」

なるほど。
ある意味正論です。
何にどのくらいのお金を払うか、は100%個人の自由です。
僕はそれについてとやかく言うつもりはまったくないです。

ただ僕は、ゲレンデに長続きしてほしいだけなんです。ゲレ食でメシを食うことがゲレンデの長続きに繋がるのかと言えば、まちまちでしょう。長続きにつながるゲレンデもあるし、そうじゃないところもある。でもそこを精査に調べて、このゲレ食は利用するけどこっちは別経営だから利用しない、なんてことをする気はありません。キモチの問題だから。自分が滑って楽しいゲレンデだから、ずっと在ってほしいと思ってゲレ食に行ってるわけです。

ゲレ食は当然街よりも割高です。でも、それは大人として考えれば当たり前に納得できることです。だってゲレ食は冬しかやってないもん! さらに平日のゲレ食はガラガラです。現実的にかき入れ時は週末のみですから。通年で営業してる街の食堂と、シーズン営業で週末しか高売り上げが期待できないゲレ食とを同じビジネスとして捉えることはフェアではないと思っています。

もちろん、ゲレンデ側も営業努力をすべきです。それは大正論。
味に関してはもっとやりようはあるだろ、と思うことも多いんですが{^^}
が、そこにもできる努力とできない努力があります。
運搬にも保存にも不利な条件が多いゲレ食で、街のレストランと同じようなものを出そうと思うと、まずは毎日トラック級の雪上車で搬入ができる道が必要です。もちろんそんなの、無理です。
搬入に制限があれば、料理として出せるものは限られてきます。
つまり、条件的に気の利いたものを出せないゲレ食、ってのもあるわけです。
それこそ付け合わせのプチトマトだって、ヘタすれば営業前にスタッフがリフトに乗って手持ちで搬入してたりするわけで。それを分かってあげないと、進むハナシも進みません。

余談ですが。
たとえば雇用対策を条件に土地を借りているゲレンデは、人員整理は難しいのが現状です。
無愛想なリフト係のじじいはクビにして元気で愛想のいい若いヤツらを雇え。ゲレ食はおばあちゃんじゃなくて都会から来たカワイイ子に担当させろ。僕らはついついそんなことを考えてしまいますが、これはゲレンデにとってはそうとう厳しい注文です。だって村には雇わないといけないおじいちゃんやおばあちゃんがたくさんいます。雇用は土地借用の条件だし、土地を貸してもらえないとゲレンデ運営ができない。そうなると善処しますとは言えるけど、確約はできないんです。

詳しいことはまた今度書きますが。ゲレンデっていうシステムは通常のサービス業とは違う、さまざまな制約を抱えています。できることとできないことがあります。
常識では当たり前のことがシステム上できなかったり、法律で禁止されてたり。
その中での営業努力はしていると思います。
どこのゲレンデも左うちわで商売できてる時代ではありません。それなりに営業努力はしていると思います。
ゲレ食も同じです。酷いサービスに見えても、たぶんそれが現状ベスト。できる中でやってる、いっぱいいっぱいだと思います。
(*もちろん中にはホントに酷い所もありますけどね (^_^; でも確実にそれは少数です)

『努力すべきは企業であって、僕らゲレンデユーザーではない』
という意見はごもっともです。それが資本主義の大原則だと思います。
また
『魅力的なものでなければお金は払えない』
というのも、当たり前の姿勢。お金を払う側としてはまったく間違ってないと思います。
僕も街のラーメン屋さんには同じことを言います。
だらけた態度で無愛想で、温いラーメン出してきたら二度とその店には行きません。

ただ僕はゲレンデを消費者の目線で見るんじゃなくて、ローカルゲレンデを、今日遊んだゲレンデをサポートする、っていう考え方でいたいんですよね。
だってサポートできるのは僕らしかいないんですから。

絶対的にゲレンデにはサービスの向上を図ってほしいと思います。不断の努力でいっそう顧客満足に向けて精進して頂きたい! でもオマエがするまでオレはしない、じゃなくて。何しろサービスの向上を図るには原資となるお金が必要だし。納得できるサービスが実現できるよう、まずはサポートするってのもアリかな、を言い訳に唐揚げ食ってカレー食ってデザートのアイスも食って、帰りにはクレープまで食っちゃうワケです。あ〜シアワセ ww

で、ゲレンデもそれが分かってユーザーサービスにつとめる。そうやってお互いがお互いを支え合う、両輪の関係になれたらいいなぁと思ってます。
(現実にそういうナイスなゲレンデに巡り会ったから、こんな考えになったんですけどね)

伝わったかなぁ {^^}


(なんで急いで書き留めたの?って聞かれて。あ、これじゃ分かんないねってことで冒頭一文追記しました。読み返すと雑な文章だなぁ。修正したいところがたくさんある www 2月11日 18:09)

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