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10.02.23 I AM SNOWBORDING アートショーアートショー レセプションパーティー [スノーボード]

2003年の2月23日。
SlopeStyleの開催期間中。あと一日のフリーセッション残してジェフ・アンダーソンは長い旅に出ました。

ジェフの死を悼みながら、その魂を引き継いでいくことを心に記す。
ジェフがいなくなって以来、そう考える人たちの手によって、さまざまなアクションが起こっています。
たとえば。
その呼びかけに応えて世界中から寄付が寄せられ、ジェフのローカルマウンテンだったマンモス・マウンテンには「VOLCOM BROTHERs SKATEPARK」という立派なスケートパークが創られました。

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パークはボウルを中心に据えたデザイン。ゲートには「このスケートパークはジェフ・アンダーソンの多くの友人たちからのギフトです」って書いてあります。

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また、一方では多くのアーティストたちがジェフのライディングをモチーフに作品を作り上げています。
写真をベースにドローイングを施した23点の美しい作品は、昨年の秋、「I am Snowboarding」としてマンモス・マウンテンに集められ、一大アートイベントが開催されました。

その「I am Snowboarding」の作品が日本にやってきます。
(どんな作品があって、それぞれにどんなフォトグラファーとアーティストが関わっているのか。
そのあたりは発売中のSnowStyle 3月号に詳しいです。
嫉妬するくらいいい出来の本なので、保存用も含めて2冊買うことを勧めたいです)



■期間:2月25日〜3月2日 
■時間:11:00〜17:00
■会場:ART-IN-GALLERY
■住所:東京都渋谷区神宮前4-25-3 1F
詳しくはこちらへ
I AM SNOWBOARDING: 原宿にてアートショーを開催


そして今日、2月23日。
普通のイベントなら、オープニングパーティーはイベント開催日、つまり2月25日なのに。
ジェフの命日にあたるこの日に、原宿のVOLCOM STOREでファミリーなムードのオープニングパーティーが開かれました。

ストア内には、作品のオリジナルが展示され、誌面では知ることのできなかった細やかな質感を感じ取ることができました。
が、何よりも.

この日を選んでパーティーを開いたVOLCOMに。
この日を選んで東京に集まってきたアーティストたちに。
最大限のお礼を。
特別な意味のある日に、特別な催し物を、特別な場所で開催して。
その意味の分かる人たちが、意味を込めたアートに包まれる。
そういったマインドから生まれるアクションが起こったことを、本当に嬉しく思いました。

会場にはジェフのママも来日。花束を抱えて、会場の奥の小さなソファに座っていました。
ママには初めてお会いしたんですが、本当にジェフもビリーもママ似なんだなぁって実感。
今日、僕はジェフのスケートパークを創ったときの募金のTシャツを着てたんですが。
一瞬ママと目が合うと、ママはジッとTシャツを見てから微笑んでくれました。
お話しする機会もなかったんですが、その一瞬のアイコンタクトだけで、もうじゅうぶんっていう気持ちになりました。


シーズン中はあんまりイベントには顔出す時間がないんですけどね。
今回は天気の巡りでたまたま東京に帰って来れて。
なんだか嬉しい夜を過ごせて良かったな、と。

で、ハナシには続きがあるんだけど、それはまた次回。


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