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09.10.22 板選びのお話し その4 [スノーボード]

今年は暖冬予報だ。
暖冬の年は雪が多い可能性がある。
ただ、気温が高いから地表に届くまでにとけちゃうだけだ。
そんな時にいい雪に巡り会おうと思ったら、気温の上がりきってない標高の高いところに行くしかない。
だけどスキー場の標高ってそう高くはないぞ。
ここまでが前回までのお話し。

って考えて、結局今年の冬はスキー場からさらに上。
標高の高いところまで行くことにしました。
つまりハイクアップですよ。
ガンガン登ってやろうと。
スキー場に雪が少ないことが予想されるなら、雪のあるところまで行こうと。
クルマでラクしてゲレンデに行って、リフトでアクセスとかしちゃうとね。
ラクしてるぶん、文句しか出ないもんだよ。
雪、少なねぇ〜とか言っちゃって。

ほら、自分でとったチケットなら電車の乗り換え回数も納得してるから気にならないけど、
人にとってもらったチケットだと、たった1回の乗り換えが面倒だったりするでしょ。
それでブーブー言ったりするでしょ。
あれと一緒。
だからこのさい、すべて納得してから滑る方式でやっちゃろう!ですよ。
もちろんスキー場も滑るけど、可能な限り自分でなんとかしてやろう。
つまり、登ってやろうと。

で、スノーシュー新調しようかと思ってたんだけど。
結局、こんな板に乗ることにしました。

じゃじゃじゃ〜〜ん。
スプリットボード〜〜〜。
091022.jpg
by VOLTAGEdesign

これが真ん中から割り箸みたいに分かれてスキーになるよ。
で、履くときには左右を入れ替えて。
エッジが内側に来るようにして。
バインディングもいったんはずして、スキー的な位置にセット。

この板の何がいいのか?っつうとね。
スノーボードがスキーになること。
スキーっつっても滑るためのスキーじゃなくて、歩くためのスキー。
しかも登るための。
だからスキーモードでかかとが浮くんだよね。
そのメリットは、まぁ「スプリットボード」でネットをググればいくらでも出てくるから。
詳しい話はそっちにお任せするとして。
個人的にはスノーシューが要らないってコトよりも、スノーシューの分だけ荷物が減るってコトよりも。
これなら深雪のラッセリングで足を持ち上げなくていいんだよ。
歩くスキー状態にして、シールをつけて。
あとは足を前後にスライドさせれば、勝手に進んでくれるって寸法。

これならたいていの斜面で、キックステップで階段を作りながら登るんじゃなくて、斜度に合わせて雪の上を歩いていける。
その分、さくさく登れんじゃね?
さらに。
その分、ピークに着いたときも体力に余裕あるんじゃね?
なんなら。
スノーシューよりも面積デカイから、春のザクザク雪でもツボ足でヒザまで埋まるってこと減るんじゃね?
そしたらもっと重い荷物、つまりは撮影機材を余分に持って行けるんじゃね? ってことで。
オーダーしちゃいましたよ。
スペシャル仕様の専用バインディング込みでニジュウマンエンオーバー!
ひゃ〜〜〜、高額!
自分でも値段を聞いて驚いて、正直、ちょっとやめようかと思った。
けど次の瞬間、ためらったりしないように速攻でお金振りこんだ。
ネット万歳。
一瞬で決済して、二度と後戻りできないようにした。

ん? お金持ち?
そうじゃないけどね〜。
僕はこのために一生懸命働いて、他のことを節約して、自分の頑張りを仕事ってシステムに入力して、自分の滑りのための道具って形に変換しただけ〜。

普段の年と違うなら、普段の年とは違う遊び方をしよう。
暖冬だから雪がないね〜って言って滑らないんじゃなくて。
暖冬だから雪があるところに行きやすい板を買いました。
暖冬でもココロがとろけちゃうような想いをするために、そういう板を買いました。
通常のスノーボードが3本買えるくらいのお金を注ぎこんだけどね。
こいつからはものすごいレベルの幸福感が出力されてくるハズ。

ちなみに製品は完全受注。なもんで板、今から造りますwwwww
デリバリーは年末の予定。
けど、全然オッケーっす。
それまでに雪が降ればいいなぁ、ってくらいで。
僕の本番はしっかり雪が降ってからだからね〜。
ゆったり待ちますよ〜〜。

楽しみだなぁ〜 {^^}

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