SSブログ

11.03.13 モンベルアウトドア義援隊がスノーボードウェアも受け入れ [スノーボード]

*2011年3月29日現在、モンベルの「アウトドア義援隊」へのスノーボードウェアの援助はじゅうぶんな量に達しました。みなさまのご協力に感謝します。
援助物資は状況によって日々刻々と変化しています。最新情報は
【アウトドア義援隊 ご協力のお願い】
をご参照ください。
(2011年3月29日 記)



まず今回の東北地方太平洋沖地震の発生にあたって、被災地の方々には謹んでお見舞い申し上げます。

3月12日からアウトドアブランドのモンベルが「モンベル アウトドア義援隊」として救援物資の協力を行っています。

【アウトドア義援隊 ご協力のお願い】


東北地区はまだまだ冬であり、現地の寒さを考えると、雪に親しむ我々としては是非とも防寒具をと思っていします。
そこでスノーボードウェアやフリースなどを援助物資として送りたくなります。

が、通常、このような援助物資を受け付ける場合、中古衣類は含まれません。
なぜなら衣類はサイズによって使える人を限定してしいます。それよりも、毛布や寝袋の方が防寒具としては喜ばれます。
また衣類をきちんと配るためには、その状態を吟味し、サイズ、男女別、どういった用途か、などをリスト化する必要があります。
つまり援助物資をひとつずつチェックする必要が出てきます。
すべての衣類を現場で選別して求める人に配るのは、現実的に言って不可能に近い作業です。
衣類が援助物資として敬遠されるのは上記のように、現場の負担が大きすぎるからです。
水や食料と行った一元的に配れるものとは違います。

しかし本日、モンベルに問い合わせたところ

「お問い合わせいただきありがとうございます。
援助物資の衣類に関しましては、中古でも受け付けております。
ただし、状態の良いもの(使用される方に不快感を与えない程度のもの)に限らせていただいております。
皆様からお送りいただいた物資に関しましては、
荷受先の弊社倉庫(石川県)にて仕分けした後に発送となります。
何卒よろしくお願い申し上げます」

という回答を頂きました。


モンベルのアウトドア義援隊では、すべての物資をいったん石川県に集約。
モンベル仙台店と連携をとってトラックを手配し、必要な援助物資を必要な所にとどけます。
その際必要な物資の選別などはすべて石川県でおこなわれ、現場には負担を強いないようになっています。

また、スノーボードウェアのような、ある意味特化したウェアは、その機能が分かっている人が選別することで、本当に必要な人の所に届く可能性が高まります。
援助物資だからこそ、分かっている人に託したい。

もちろん寝袋やガスストーブ(間違いのないように記しておきますが、アウトドア用のストーブ、つまりアウトドア用のコンロです。暖をとるためのストーブではありません)などの援助物資も受け付けていますし、今は何よりも義援金が必要です。

また中古衣類を受け付けてくださると言っても、あまりに古いもの、着用に抵抗を感じるものは援助物資として適しません。
その意味では今回、比較的コンディションのいいウェアを持っていらっしゃるプロライダーの方々が対象になるかと思われます。
また援助物資として受けれてくださるのは
「使わなくなったアウトドア用品」
であり、アウトドア用品としてのウェアやフリースなどが対象です。
決してパーカーやセーターなどの一般的な中古衣類をすべて受け入れているわけではないことをご理解ください。


配られる前の衣類、使われない衣類は現場の作業スペースを圧迫します。
どうか直接現地に送るのではなく、こういった集約拠点を通しての援助を!

追加情報があればまた更新しますが、取り急ぎ。



■追記/誤解のないよう、中古衣類の内容について修正しました。
■スノーボードウェアが必要な量に達したことを冒頭に追記しました。

共通テーマ:スポーツ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。