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09.10.26 「信州おぶせ 緑のかけ橋まつり・秋の味覚祭」でキッズスケート体験会 [スケート]

先週末の10月24日と25日は、長野県小布施町で
「信州おぶせ 緑のかけ橋まつり・秋の味覚祭」が開催されました。

このお祭りに、レペゼン小布施のパーク用レールアイテム制作職人集団の「アイアンクロウ」がミニランプを制作・出展。
で、お祭りの間は子ども向けにスケートボード体験会を開催するってんで。
24日の土曜日だけだけど、そのお手伝いに行ってきましたよ、と。

ほとんどの子どもたちはスケートボード未経験。
最初はランプを遠巻きにするだけで、近寄っても来ません。
たまに興味深そうにしてる子に
「やるか?」
って聞いても
「やらない。危ない」
なんて答えてるだけだったんですけどね。

1人トライし、2人トライし。
「すっげぇ怖いよ」
って言いながらこぼれそうな笑顔で笑ってる。
時には転びそうになってキャーキャー言ってる。
そんな友達を見てるうちに、どんどん集まってきました。
年齢制限はしてなかったんですが、だいたい遊びに来てくれたのは2年生から4年生が多かったかな。
いちばん小さい子は4歳でした。

ひとりひとり、順番にヘルメットをかぶらせて、手首、ひじ、ひざと、きちんとパッドをつけてあげて。
進む方向を見るんだぞ、って教えてあげて。
両手を持って支えてあげながらランプの中でぶらんぶらん。
慣れてきたら片手だけで支えて、最終的には手を離して、ちょっと押してあげるだけ。
そうやってランプの中で漕いでいく感覚が分かってくると、楽しくてしょうがないみたいで。
他の子と交代しろっても言うこと聞かなかったり、
終わったと思ったらすぐに列の最後尾に並んで順番待ちしたり。
中には1日で3回も遊びに来てくれて、他の子に
「もっとしゃがむんだよ!」
なんてアドバイスしてる子もいました。
おめー、さっきまで怖がってたじゃねーか!って突っ込み入れながら、子どもって無邪気でかーいーなーってニコニコですよ。

091026-1.JPG 最初はこんな感じで平和な体験会だったんですけどね。奥に見える物産展がお祭りのメイン。栗だの葡萄だのリンゴだのって、秋の味覚が山盛り。その気になれば一日中スケートして、ビール飲んで、うまいもん食ってシアワセってコースに突入できます。

親御さんも
「大丈夫ですか? 危なくないですか?」
って心配なさるお母さんもいらっしゃれば、
「ああ、うちのは好きにしてやってください。ケガは放っとけば治りますから」
と豪快にワイルドな教育方針を打ち出す方もいらっしゃり。

それでもたくさんのお父さんお母さんが興味を持ってくださって、
「うちの子にもやらせてやってください」
って言って下さったのは嬉しかったです。

一時期はあまりに多くのキッズが詰めかけて、まったく手が回らない状態。
なんせキッズですからね。
ひとりひとりに手がかかります。
絶対に楽しんで帰ってほしいから、どうしてもていねいに教えてあげたくなります。
名前聞いて、何年生か聞いて。最初は恥ずかしがってるから少し遊んで、ちょっと話して慣れてもらって。
仲良くなってから、一緒にスケートボードです。
ひとりひとりに時間がかかります。
なもんで、いちばん賑わってるときの写真はありません。

で、転びそうになるキッズを支えて、スケートボードと一緒にランプの中で走り回る。
しかもキッズの目線に合わせるから中腰で!
これが意外に重労働。
小さい子は転びそうになったら抱き上げて。
4年生くらいの男の子だったら最初の衝撃だけは逃がしながら、危ない転び方はしないようにしながら、一緒になって転ぶ。んで一緒に痛がって、一緒に笑う。
転ぶことも楽しいって知ってほしいからね〜。
だけど絶対にケガはしてほしくないから、ずっと緊張しっぱなし。
んなことしてたら、秋の信州でキッズと一緒に汗だくですよ {^^}

091026-2.jpg ローカルキッズたちも、ミニランプ設置のウワサを聞きつけてセッションに来てくれた。みんな上手くてビックリだよ

今回のランプ制作費はアイアンクロウの全額持ち出しだし、もちろん体験会も無料でした。
だから金銭的には出ていくものはあっても、入ってくるものはありません。
それでも1日を終えて、スタッフみんな心地よい疲れと共にコーヒーをすすり。
「あの子たちが今頃、夕ご飯食べながら『スケートボード、楽しかった!』って笑っておかわりしたり、『勉強がんばるからスケートボード買って〜』っておねだりしてたらいいね〜」
なんて想像をして、おっちゃんたちはにやにやしたのでした。


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